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【道議会産業用大麻海外調査団⑦ー断熱材としての活用事例】

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folder 北海道の未来, 産業用ヘンプ, ひろまる日記

今日6月3日は
TERMO NATURE GmbH&Co.KG
という断熱材製造工場を視察しました。
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栽培できる植物素材、ヘンプ、ジュートを使って
地球温暖化対策など環境に貢献するとともに
健康で暮らす家を提供することを
会社の大きな目的としています。
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栽培される過程で、CO2を吸収するため
断熱材を製造する過程で排出されるCO2を相殺できる。
さらに、
熱、騒音、かび、揮発性の化学物質などの
住宅内外からの影響を解決できる。
さらに、これまでのグラスファイバーの
断熱材では、産業廃棄物となるしかなかった
断熱材を完全リサイクルできるよう取り組んでいる。
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今回の視察は、産業用大麻=ヘンプの
活用が大きなテーマであったが、
オランダ、ドイツとも
視察・ヒヤリングした企業のミッションに必ず
環境や社会への貢献があげられ、
かつ、市場社会、グローバル社会において
利益をあげ、生き抜くという企業のあり方に
強い刺激をいただいていますが、
その象徴とも言えるような視察となりました。
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お話を聞いたのは、
シュテファン・クーニッヒさん。
木造建築の専門家であり、建築生物学を学んだ方です。
ドイツの教育制度では、
かなり専門性が求められるようですが、
建築の専門家として、
健康に暮らせる家づくりについて
いわゆる小さな建材会社の一職員が
ここまでデータに基づいてお話をしてくださる
これまでの職人を越えたプロフェッショナルな姿に
日本の教育制度、人材育成のあり方にも
思いをはせながらお話を聞きました。
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一方で、
シュテファンさんが、木造建築を学ぶ際に
日本の技術から学んだというお話も
嬉しいことではありますが、
本来は、日本こそがこの分野で
優位に立てるはずではないかとの
悔しさも感じます。
安いという言葉の意味を変える。
価格だけではなく、健康や環境の価値が重要。
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現在、
ドイツでは、バイオマス燃料作物の補助などにより
ヘンプを耕作する農家が減っているそうだ。
しかも、
自動車業界がヘンプを使用するようになって
調達が難しくなり、
フランスからヘンプを調達している。
フランスのような
農業者組合が一次加工まで行うような
体制が望まれるとのことだ。
北海道のこれからを考える上で大きな学びとなった。

まとまらない長文になりましたが、
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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