「イーロン・マスク」にはなれないけれど…せめて、独立型太陽光発電のすすめ
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こんにちは!
100名の社会企業家的地方議員を北海道から誕生させたい!
北海道議会議員の広田まゆみです。
オンラインのセミナーやシンポジウムの連続もあって、
本日も、首、肩バリバリのまま、パソコンの前にいる広田です。
オンラインのおかげさまで、いろんな情報が、嵐のように入ってくる。
それは有難いのですが、希望と無力感がないまぜで、
さらには、今コロナ支援の差し迫ったニーズへの対応と
未来に向けた対策への焦りのバランスと、ちょっと容量いっぱいの感も。
そんななか、さらに「イーロン・マスク」にやられました!
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2020/07/97343f0ada199db802fee560bb2bb7e6.jpg)
今日は、同じようにブラックアウトを経験した南オーストラリア州における
イーロン・マスクも関係したプロジェクトの動きと
北海道の「その後」の違いに衝撃を受けた話です。
ささやかに、私が設置できたソーラーパネル1枚。
それとコツコツ独立型太陽光発電のワークショップを応援してています。
![](https://hiromaru.jp/blog/wp_blog/wp-content/uploads/2020/07/jimusyomae-600x450.jpg)
かたや、イーロン・マスクは、世界最大の蓄電池。
比べる時点で、おかしい話ではありますが、
同じ人間なのに、同じ現実を経験したのに…って話です。
アフターコロナはグリーンニューディール、グリーンリカバリーへ
さて、私が、久しぶりに「イーロン・マスク」の名前を聞いたのは、
この勉強会のなかでした。
全国の党派を超えた超党派の地方議員で構成する
※実質的には、みどりの党さんがリードしているようです。
「ストップ気候危機!自治体議員による気候非常事態宣言・共同宣言の会」
私も参加しました。
自治体の環境政策について意欲的な学習会が企画されています。
今日、ブログで、ご紹介するのは、環境エネルギー政策研究所の飯田 哲也 さんが
講師を務められた7月16日の会で南オーストラリア州の挑戦について
情報共有します。
まず、冒頭には、歴史的な景気後退の中での
「グリーンニューディール」「グリーンリカバリー」
をキーワードに、世界経済の投資動向や、
再生可能エネルギー事業の最新の状況についてなどなど。
中でも、トヨタの株式時価総額を超えたと話題の
イーロン・マスクのテスラ社による
南オーストラリア州での事業に軽くノックアウトされた感あり。
※今さら知ったの?ってという反省も含めてね
南オーストラリア州の挑戦
南オーストラリア州は、
2016年に暴風雨のため、隣の週との連携線が倒壊。
それにより、全州ブラックアウトを経験。
北海道は、胆振東部大地震によりブラックアウトを経験。
2018年9月6日でしたよね。
もともと、南オ州は、風力と太陽光の導入が
世界トップクラス(2019年現在51%)ですが、
2016年の経験をもとに、テスラ社と協定を結び
2017年には、大規模な燃料電池を設置しているんです。
さらに、2018年には、太陽光パネルと蓄電池を
公営住宅をはじめに約5万戸の住宅に無償提供し、
バーチャル発電所と呼ばれるプランを発表している。
当時の報道記事 ↓↓↓
https://www.afpbb.com/articles/-/3161124
飯田哲也さんのリポートによると、
同州は、さらに野心的なプログラムを進めている。
2019から2020年にかけて、テスラ社による5万戸のソーラー+蓄電池(各5kW)と、
同社以外による4万戸の蓄電池(約5kW)、
合わせて500MW規模の分散型蓄電池が仮想発電所(VPP)として、
州政府の補助のもとで導入される見込みだ。
つまり、ブラックアウト、大規模停電が二度と起きないよう対策を行いつつ、
急速に、太陽光、風力などの再生可能エネルギーの導入率を
あげてきたことになる。
あれから、私たちは、北海道が、何ができてきたのだろう?
うちの事務所の前に、せめてもの太陽光パネルを
1枚設置したものの、まだ、北海道のエネルギー政策は、
石炭火力を含む大規模火力発電に依存する
体質を抜け出していない。
このポテンシャルが大きいと言われる北海道において!
現知事は、2050年までのカーボンゼロ(二酸化炭素排出ゼロ
をめざすと宣言したが、北海道の強みを活かす形で、
南オ州などの事例も参考に具体的に動き出していかねば、ですね。
カーボンゼロ宣言にいたるまでの道議会での議論状況
最後にもう一度、イーロン・マスクについて
そうそう、最初に、イーロン・マスクについて知ったのは、
エクスマ塾というマーケティングの学びの場でした。
その時は、すごく自分には遠いイメージでしたが、
北海道の未来にも関係する事例を知り、
ブログも読み直しました!
藤村 正宏 (Masahiro Fujimura) 先生にも改めて感謝です。
イーロン・マスクのように考える|危機的な状況をチャンスにする
そして、歴史上の人物として(バリバリ現役ですが)
第1回目に中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介されていたので、
リンクを貼っておきましたー。
今日は、同じようにブラックアウトを経験した
南オーストラリア州と北海道の違いに衝撃を受けた話でした。
最後まで読んでくださってありがとうございます!!
道内市町村で「独立型太陽光発電のワークショップ」を開催してみたい方は
ご連絡ください。応援しますよー。
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この記事の投稿者
広田まゆみ
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。
札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。
約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。
だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。
プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。
他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。
ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。