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「イーロン・マスク」にはなれないけれど…せめて、独立型太陽光発電のすすめ

こんにちは!

100名の社会企業家的地方議員を北海道から誕生させたい!

北海道議会議員の広田まゆみです。

オンラインのセミナーやシンポジウムの連続もあって、

本日も、首、肩バリバリのまま、パソコンの前にいる広田です。

 

オンラインのおかげさまで、いろんな情報が、嵐のように入ってくる。

それは有難いのですが、希望と無力感がないまぜで、

さらには、今コロナ支援の差し迫ったニーズへの対応と

未来に向けた対策への焦りのバランスと、ちょっと容量いっぱいの感も。

そんななか、さらに「イーロン・マスク」にやられました!

「イーロンマスクって誰?」知りたい方は、後ろの方に、 藤村正宏さんのブログと、中田敦彦さんの動画を最後に張り付けたのでそれをご覧ください。

 

今日は、同じようにブラックアウトを経験した南オーストラリア州における

イーロン・マスクも関係したプロジェクトの動きと

北海道の「その後」の違いに衝撃を受けた話です。

 

ささやかに、私が設置できたソーラーパネル1枚。

それとコツコツ独立型太陽光発電のワークショップを応援してています。

【広田まゆみのすっきりマンデー】早川寿保さん(銀河電力・イオテクノロジー代表)独立型太陽光発電とアーシングのお話

胆振東部大震災のブラックアウトをきっかけに、事務所前に設置したソーラーパネル

かたや、イーロン・マスクは、世界最大の蓄電池。

比べる時点で、おかしい話ではありますが、

同じ人間なのに、同じ現実を経験したのに…って話です。

 

アフターコロナはグリーンニューディール、グリーンリカバリーへ

さて、私が、久しぶりに「イーロン・マスク」の名前を聞いたのは、

この勉強会のなかでした。

 

 

全国の党派を超えた超党派の地方議員で構成する

※実質的には、みどりの党さんがリードしているようです。

「ストップ気候危機!自治体議員による気候非常事態宣言・共同宣言の会」

私も参加しました。

自治体の環境政策について意欲的な学習会が企画されています。

今日、ブログで、ご紹介するのは、環境エネルギー政策研究所飯田 哲也 さんが

講師を務められた7月16日の会で南オーストラリア州の挑戦について

情報共有します。

 

まず、冒頭には、歴史的な景気後退の中での

「グリーンニューディール」「グリーンリカバリー」

をキーワードに、世界経済の投資動向や、

再生可能エネルギー事業の最新の状況についてなどなど。

 

中でも、トヨタの株式時価総額を超えたと話題の

イーロン・マスクのテスラ社による

南オーストラリア州での事業に軽くノックアウトされた感あり。

※今さら知ったの?ってという反省も含めてね

 

南オーストラリア州の挑戦

南オーストラリア州は、

2016年に暴風雨のため、隣の週との連携線が倒壊。

それにより、全州ブラックアウトを経験。

北海道は、胆振東部大地震によりブラックアウトを経験。

2018年9月6日でしたよね。

もともと、南オ州は、風力と太陽光の導入が

世界トップクラス(2019年現在51%)ですが、

2016年の経験をもとに、テスラ社と協定を結び

2017年には、大規模な燃料電池を設置しているんです。

 

 

さらに、2018年には、太陽光パネルと蓄電池を
公営住宅をはじめに約5万戸の住宅に無償提供し、
バーチャル発電所と呼ばれるプランを発表している。

当時の報道記事 ↓↓↓

https://www.afpbb.com/articles/-/3161124

 

 

飯田哲也さんのリポートによると、

同州は、さらに野心的なプログラムを進めている。

2019から2020年にかけて、テスラ社による5万戸のソーラー+蓄電池(各5kW)と、

同社以外による4万戸の蓄電池(約5kW)、

合わせて500MW規模の分散型蓄電池が仮想発電所(VPP)として、

州政府の補助のもとで導入される見込みだ。

つまり、ブラックアウト、大規模停電が二度と起きないよう対策を行いつつ、

急速に、太陽光、風力などの再生可能エネルギーの導入率を

あげてきたことになる。

 

あれから、私たちは、北海道が、何ができてきたのだろう?

うちの事務所の前に、せめてもの太陽光パネルを

1枚設置したものの、まだ、北海道のエネルギー政策は、

石炭火力を含む大規模火力発電に依存する

体質を抜け出していない。

このポテンシャルが大きいと言われる北海道において!

現知事は、2050年までのカーボンゼロ(二酸化炭素排出ゼロ

をめざすと宣言したが、北海道の強みを活かす形で、

南オ州などの事例も参考に具体的に動き出していかねば、ですね。

カーボンゼロ宣言にいたるまでの道議会での議論状況

 

最後にもう一度、イーロン・マスクについて

そうそう、最初に、イーロン・マスクについて知ったのは、

エクスマ塾というマーケティングの学びの場でした。

その時は、すごく自分には遠いイメージでしたが、

北海道の未来にも関係する事例を知り、

ブログも読み直しました!
藤村 正宏 (Masahiro Fujimura) 先生にも改めて感謝です。

イーロン・マスクのように考える|危機的な状況をチャンスにする

そして、歴史上の人物として(バリバリ現役ですが)

第1回目に中田敦彦さんのYouTube大学でも紹介されていたので、

リンクを貼っておきましたー。

 

今日は、同じようにブラックアウトを経験した

南オーストラリア州と北海道の違いに衝撃を受けた話でした。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます!!

道内市町村で「独立型太陽光発電のワークショップ」を開催してみたい方は

ご連絡ください。応援しますよー。

 

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 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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