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市民が主役の意味~新しい豊かさとは

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最近、ホームページの更新頻度が
悪くすみません。
フェイスブックやツイッターで
日々、活動を発信する中で
本体のホームページからの発信が
滞りがちになるのが課題です。
課題解決に向け現在検討中ですので
しばらくお待ちください。

さて、今回は
民主党さっぽろの新聞に
議員のリレーエッセーというコーナーがあり
そこに掲載した原稿を若干
加筆して転載し活動日記とします。

(以下転載)

【新たな地域資源「成年後見制度」】

野田政権により
消費税増税を含む
税と社会保障の一体改革が断行された。
民主主義は、
突き詰めると手続きなので、
今の政権による進め方を完璧とは思わない。
しかし、一つだけ感謝している。
私が政治家を志した理由の大きな一つ
「共生社会の実現」のためには、
「広義」の公共サービス充実など
国民のみなさんに一定の負担を
お願いする議論は避けられない。
それをしっかりとぶれずに
訴え続けられる力を、
これまで以上に
より強く鍛えていただいたからだ。
これからの政治家に必要な
条件だ。

もう一つ
象徴的なスローガンとして
掲げられた「コンクリートから人へ」。
これも、災害を契機に、
また、地域振興の観点から
ずいぶん揶揄もされた。
しかし、そのおかげで、
私なりにではあるが、
この意義を言葉遊びではなく
地方の現場から具現化することを
学んだ。
従来の豊かさの指標は、
道路や建物やいわゆる
ハコモノとしての「社会資本」であった。

これからの地域の豊かさの指標は、
人と人のつながり、
従来の地縁・血縁を超え、
NPOや専門家などの力も結集した
社会的選択縁とも呼ばれる
「社会関係資本」である。
私は、その一つとして
「成年後見制度」の学習会を
毎週金曜日の午前中
白石区内の各地で開催中だ。
介護保険や
福祉の「措置から契約」の流れとともに、
本人の意思の尊重を目的に導入された
成年後見制度だが、
北海道ではとりくみが遅れてきたのが
現状だ。

さまざまな課題はあるが、
市民後見人の育成をふくめ、
裁判所による法定後見にいたる前に、
本人が望む人を選定できる
任意後見のしくみを、
見守り契約を含めた
新たな地域の資源として機能させたい。

これからの地域の問題解決の主体は
市民であり、
問題を抱えた当事者が主人公である。
そこには、
従来型の議員の口利き・働きかけは
必要とされないはずだ。

「市民が主役」とは、
今の地方議会のあり方も
厳しく問うものでなければいけない。

(今後の成年後見制度学習会の
スケジュールです)

【第5回】 日時:第11/9(金)10:00~
会場:白石東会館 ホール(※予定)
(白石区本通18丁目南2-6 TEL:862-0813)

【第6回】 日時:11/16(金)10:00~
会場:白菊会館 集会室B
(白石区菊水元町8条1丁目11-1 TEL:871-2355)

【第7回】 日時:11/30(金)10:00~
会場:本郷会館
(白石区本郷通8丁目北1-21 TEL:861-2347)

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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