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【北海道議会産業用ヘンプ推進研究会】8月7日 北海道の自立のために再結成

8月7日に産業用ヘンプ推進研究会が再結成しました。

本日8月25日現在で、41名のみなさんに参加いただきました。

 

昨年までの経過 

北海道産業用大麻可能性検討会(2013年8月から2018年12月まで)

 

2013年8月に、「北海道産業用大麻可能性検討会」が、

複数の議員の議会質問により設置されました。

不肖私も、その一翼を担わせていただきました。

https://hiromaru.jp/pdf/minutes/H26-1teireikai.pdf

この研究会は、昨年2018年12月をもって解散となりましたが、

この間、各分野の有識者と道庁関係部の代表者からなる検討委員、

ヘンプに関する地域団体の代表によって、農作物としてのヘンプの有用性と

それを原料とする新たなヘンプ産業の可能性について議論がなされてきたところです。

北海道産業用ヘンプ連絡会が発足

そして、今年2019年6月17日に、この成果を引き継ぐものとして、

ヘンプに興味関心をもつ市民と産官学の関係者による

自由でオープンな意見交換の場として、可能性検討会を引き継ぐ、

「北海道産業用ヘンプ連絡会議」が発足し、

10月には、旭川での国際会議の開催なども計画されているところです。

 

昨年の中国での視察が、国際会議につながりました↓

【活動報告】平成30年8月1日 進む産業用大麻活用推進 中国視察日記

 

北海道議会産業用大麻推進研究会

北海道議会においても、

「産業用大麻推進研究会」(会長:加藤礼一元北海道議会議長)が発足。

海外を含む先進事例の調査などを行い、

http://www03.gikai.pref.hokkaido.jp/haken/houkokusyo280528-0605.pdf

【道議会産業用大麻海外調査団 視察報告③ フェンスのないヘンプ畑で】

【道議会産業用大麻海外調査団⑤ 第13回EIHA会議】

【道議会産業用大麻海外調査団⑦ー断熱材としての活用事例】

また、全会一致で「産業用大麻の産業化に向けた必要な環境整備を求める意見書」を可決

中央政府などに対し、提出するなどしてきました。

これまでの成果をふまえて、法制度上のさまざまな課題解決に、

北海道の自立と持続可能な発展に貢献するために、

新たに「産業用ヘンプ推進研究会」を発足することとなりました。

 

再結成に際し、留意したのは、品種と用語の定義

今回、新結成にあたって、会の名称を、

産業用「大麻}から産業用「ヘンプ」に改めました。

いわゆる大麻草には、産業用、医療用、嗜好用と用途によって

3つの分類があります。

さらに、用途によって、繊維として活用する品種(サティバ種)

薬用として活用する品種(インディカ種)があります。

 

日本は、現在、大麻草としてすべてをひとくくりに

規制の対象にしているため、国際的な規制や、基準の動きと

呼応できていないというのが課題ではないでしょうか?

工芸作物としての大麻=インダストリアルヘンプ(Industrial Hemp)

にしぼって、THC成分が0.3%未満で、

すでに実用的な栽培研究、品種改良などが進められている

欧米のサティバ種の輸入種子の活用も視野にいれながら、

必要な研究や法制度整備に向けて努力していきます。

厚労省はじめ、大きな官僚制度の壁があるのは事実ですが、

例えば、北海道の課題であるものづくり産業の誘致一つとっても、

産業用ヘンプの推進について戦略的に取り組まないことは

大きな損失につながると私は考えています。

欧米では、すでに、車体の内装や断熱材の原材料として、

気候変動対策に有効であり、かつ食糧と競合しない植物由来の素材が

とても重要視されています。

観光だけではなく、北海道が、環境先進県として

世界に発信できる島となることを切望しています。

ともにがんばりましょう!

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 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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