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北海道の未来ためのラブレター ~ 令和3年第3回定例道議会一般質問に登壇しました

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こんばんは。
地域の未来をデザインする
社会企業家的地方議員®を100人誕生させたい!
北海道議会議員の広田まゆみです。

令和3年第3回定例道議会で一般質問に登壇しました

9月28日は、第三回定例道議会において
私自身が、1年ぶりの一般質問に
立たせていただきました。
一般質問は、本会議場で
知事に直接
道政課題全般について
総括的に質問できる機会です。
「特別発言」にいたるまで
4度登壇させていただきましたが、
残念ながら、
知事には「伝わらなかった」という反省が
あります。

今回の大きなテーマは北海道の未来のためのゼロカーボン実現

ゼロカーボンの実現は
中央政府の枠組みに沿ってやっているだけでは、
北海道の強みを活かすことにつながらない。

 

極端に言うと、

洋上風力発電が林立し、

海底トンネルで大消費地に電力を送る。

北海道スルーのゼロカーボンになってしまう。

その危機感が私には強くあります。
ゼロカーボン実現は、
道庁組織や電力会社などの
「これが当たり前」という意識を変えて
できない理由ではなく
できる方法をさがす作業です。
道庁組織を動かすには
知事の強いビジョンが必要です。
SNSなどで対外的には
強い発信力をお持ちの知事ですが、
道庁組織のマネジメントにも
注力していただきたい。
道庁各部の遅々として進まない
セロカーボン実現のための進捗状況を
道議会という開かれた場で明らかにしながら
今後の展開を質問しました。
加えて、広大な北海道は
再生可能エネルギーの賦存量や
吸収源である森林の面積も
産業構造も異なります。
それぞれの自治体や
大きな課題となる交通事業者の状況も
異なります。
なので、地域ごとの戦略も必要ではないかと
重ねて知事の見解を求めました.

本質問 20分(登壇1回目)

再質問 10分(登壇2回目)

再々質問 5分(登壇3回目)

特別発言

しかし、私の力不足で、その必要性が
知事にはなかなか
伝わらなかったようです。。。

せめて全国最年少の知事としてゼロカーボン戦略づくりに小中高生の参画を

最終的に、知事の強みを探し、
私としては、
全国最年少の知事であるという「若さ」に着目し
地域振興条例の枠組みを活用して
小中高生などの
政策形成過程への参画を位置づけるよう
求めました。
これからの地域振興には
こども、若者の主体的な参画が重要ですが
特に、ゼロカーボンの実現は
次世代に対する責任であり、
次世代の人たちにこそ、
意見を聞く必要があります。
就任当初から、
知事は、重要な質問に関しては
「幅広く道民のみなさんの意見を聞く」
という答弁を繰り返すことが多いのです。
それは、とっても
重要なことです。
ところが、「政治家」は
「みなさんの声を聴く」と言いますが、
具体的にその方法を明示し、
公開している人は少ないです。
是非、知事の任期中に
イベント的な対話ではなく、
政策形成サイクルのなかに
こどもたちの参画をしっかり位置づけることを
実現いただければ、と期待します。

こども若者参画など、多様性の確保は、地方議会の責務でもある

ところで、こども参画はじめ
多様性の確保は、
本来、地方議会にとっても
大きな責務。
今回の一般質問でも
地方からの要望をアピールする
一般質問も多くありました。
たしかに、「地方の声」は大事です。
しかし、ただ、従来ながらの
「地方の大きな声」を
代弁するだけだったら
地方には首長も市町村議会議員もいる。
北海道全体の未来において
何が必要か
既存の産業別や大きな団体からの意見だけではなく
多様なすでに起こっている地方の小さな実践を
どう北海道の未来に活かしていくのか
それを議論するための場としての自覚がなければ
そもそも
北海道議会の存在意義がないのかも
しれません。
そんな危機感を持ちながら
孤立を怖れず
しかし、連帯の輪を拡げながら
北海道の未来のためのラブレターを
発信し続けていきたいと思います。
ほぼ毎日SNSでも活動を発信していますので
是非、つながってくださいね。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
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