北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ北海道議会議員 広田まゆみ公式ブログ

【議会活動報告】スウェーデンとの交流を北海道の未来の暮らしへつなげよう

【北欧の知恵を道政に――スウェーデンとの交流から考える北海道の未来】

皆さん、こんにちは。広田まゆみです。

■3月に設立した北欧諸国との交流懇話会

北海道議会には、北欧諸国との交流を深める「北欧諸国との交流議員懇話会」が今年の3月に発足しました。私も理事として発足に向けて、努力しました。

北海道と北欧は、寒冷な気候や豊かな森林、再生可能エネルギーなどの共通点に加え、広い地域に人口が分散し、人口減少や高齢化の中で、いかに地域の暮らしを支えていくかという共通の課題を抱えています。

だからこそ、この懇話会の交流を、文化や友好親善にとどめるのではなく、北欧の経験から北海道のこれからを学び、道政に生かす機会にしていきたいと考えています。

■夏至の光に込める願い

6月21日には、当別町のスウェーデンヒルズで開催された「夏至祭」には、理事として初めて参加しました。青空の下、伝統的なメイポール(夏至柱)を立て、大人も子どもも輪になって踊る姿は、まさに北欧の夏の風景そのもの 長く厳しい冬を越え、ようやく訪れた光を全身で喜ぶスウェーデンの人々の感性は、同じ北の大地に生きる私たち北海道民の心に強く響くものがあるような気がします。

■「つながる」ことは「生きること」

さて、交流は文化だけではありません。夏至祭の翌日には、夏至祭のタイミングで北海道を訪れていたスウェーデンのブロードバンド政策の専門家、クラース・パルムグレン氏を迎え、道の担当職員にも参加いただき、意見交換を行いました。

印象的だったのは、スウェーデンが通信インフラを単なる産業政策ではなく、「地域で暮らし続けるための社会基盤」として捉えていることです。

さらに、ブロードバンド環境を継続的にマッピングし、地域の状況を把握しながら政策や投資判断につなげています。

北海道でも、通信環境と人口動態、医療、交通、防災、観光、農林水産業などのデータを重ね合わせれば、「どこに、どのような支援が必要なのか」が、より具体的に見えてくるはずです。

■戦略的なデータ活用と人の幸せのためのDXへ

これまで私も道議会で、地域の要望などに基づいて、道道の携帯電話不感地域の解消について議論してきました。しかし、これから必要なのは、市町村からの要望を待って個別に対応するだけではなく、地域課題を可視化し、優先順位を考える「戦略型」の地域政策への転換ではないでしょうか。

また、専門人材の確保が難しい市町村を支えるため、振興局などを生かし、行政、通信事業者、大学、地域コミュニティなどをつなぐ「地域デジタル・コーディネート機能」の充実も、道議会で提案しました。道庁としては、新たに、デジタル人材を雇用するなどしていますが、地域の未来を決める政策情報の共有のあり方には課題があると感じています。

通信インフラを整えることがゴールではありません。その基盤を使って、医療や福祉、教育、交通、防災などをどう支え、人口減少の中でも地域で暮らし続けられる選択肢をどう広げるのか。デジタル化やDXも、行政の効率化や産業振興だけではなく、地域に暮らす一人ひとりの生活をより良くするためのものであるはずです。

だからこそ、「誰のための、何のためのDXなのか」という原点を大切にしたいと思います。デジタルを使える人だけが便利になるのではなく、高齢者や障がいのある方、人口の少ない地域に暮らす方々も含め、誰も取り残さない仕組みにしていくことが重要です。

通信を整えることから、地域の課題を解決するデジタル・DXへ。

文化から政策まで、北欧との交流を「交流」で終わらせず、そこで得た知恵を北海道の実情に照らしながら、一つひとつ道政につなげていきたいと思います。

 この記事の投稿者

広田まゆみ

北海道の自立と未来のための志事人、広田まゆみです。
函館生まれ札幌育ち。現在は、白石区在住で、北海道議会議員として活動中。

札幌市立向陵中、札幌西高、北海道大学を卒業後、北海道庁職員として、日高管内浦河町で生活保護のケースワーカーが最初の仕事です。
その後、労働組合の女性部長なども経験し、自分探しが高じて、11年務めた道庁を退職。
空知管内の雨竜町に移住します。

約8年、農家民泊や、農作業ボランティアのコーディネートなど都市と農村の交流を推進するNPO活動に従事した後、道庁の労働組合時代のご縁で、政治の道を選びました。

だいたい10年ごとに大きな転機があった私ですが
これからの人生の時間は、社会企業家的地方議員を100人つくることをはじめ、こどもたち、若い人たちを応援することに集中したいと思っています。

プライベートでは、気ままなひとり暮らしを満喫中。
大の温泉、銭湯好き。
チャンスがあれば、エネルギー独立型のエコ銭湯を経営してみたい。
完全なワーカホリック、働きすぎ人間ではありますが、最近は、ヨガにはまっています。
地域のヨガサークルで週1回教えられるような70歳になってたら嬉しいですね。

他には、着物、ヨガ、旅、ハガキ絵、「館」めぐり、そして、やっぱり、北海道の未来のために働くことが大好きです。

ドラッカー読書会FT。91期エクスマ塾生。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

このページの最上部へページの最上部へ